自動アップデートを使用しないといった設定は見当たらないので、アップデート処理を行っているEXEファイルの名前を変更してアップデートが出来ないようにしてしまう。
C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeUpdate
↓
[MicrosoftEdgeUpdate.exe]のファイル名を変更する
(例)
MicrosoftEdgeUpdate.exe
↓
---MicrosoftEdgeUpdate.exe
※変更時に管理者権限が必要
エクスプローラーにて、ウィンドウをアクティブにしていない状態(デスクトップをクリック後など)でALT+F4を押下すると、シャットダウンメニューが表示となるが、その時にデフォルトで選ばれている項目をレジストリで調整する。
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced] "Start_PowerButtonAction"=dword:00000040
上記のdword値[40]の場合は休止状態となる。
1:サインアウト
2:シャットダウン
4:再起動
10:スリープ
40:休止状態
100:ユーザーの切替
dword値はHKEY_CURRENT_USER配下となるため、ユーザー毎の設定値となる。
続きを読む今回WindowsをインストールしたMac Book Air(以下MBA)は、純正SSDが故障していた。保証期間はとっくに過ぎ、すでにオブソリートリストにも入っており、純正SSDを取り付ける理由は何もないため、汎用M.2 SSDへ交換を行った。
変換アダプタ(後述)の製品紹介ページによると、本体裏面に「A1465 もしくは A1466」と「2012」(年)の記載がある場合、SSDインターフェースはSATAとなる。
SATAタイプのM.2 SSDは製品が少なめではあるが、新品もまだ存在している。今回は交換して正常となるか不明だったため、お安めメーカーのSilliconPowerの512GBを選択。本当は512GBも不要なのだが、MBA本体が故障していた場合に備え、あまりにも低容量では転用も難しくなるのでそれなり容量の512GBとした。
シリコンパワー SSD M.2 2280 3D TLC NAND採用 512GB SATA III 6Gbps 3年保証 A55シリーズ SP512GBSS3A55M28
Apple製品のSSDコネクタは独自形状のため、M.2な汎用SSDを接続するには変換アダプタが必要となる。確認したインターフェイス種類結果を元に、Apple独自⇒M.2のSATA端子へ変換する製品をAmazonで入手。
今回はAppleコネクタとM.2のコネクタの間に入るタイプの変換アダプターを購入したが、このタイプだと変換アダプターやSSDの支えあまりにも無いので、以下のようなベース基板の上にM.2コネクタがあるタイプの方がベストに感じた。
取付後、WindowsインストーラーからSSDが認識されていることを確認。初期化⇒Windowsインストールも問題なく行えた。
CrystalDiskInfoでは以下のような結果。
「サポートが終わってしまって新しめのmacOSが入らないなら、直接Windows入れて使ったほうがいいんでない?」から始まった、BootCamp不使用のWindows10インストールメモ。
MBA(2012)は、WindowsインストールUSBメモリからUEFIネイティブブートしWindowsインストール可能ではあるが、Windows Update経由でビデオドライバー(HD Graphics 4000)がインストールされてしまうと画面がブラックアウトしてしまう。
このブラックアウト現象は、WindowsがBIOS互換モードで動作していれば発生しない。というわけで、BIOS互換モードでWindowsをインストールするためのUSBメモリを作成。
MBA(2012)ではCompatibility Supported Module(CSM)が有効となっており、Windows環境でブートUSBメモリを作成するツール[Rufus]にてパーティション構成を[MBR]に設定→ターゲットシステムを[BIOS (またはUEFI-CSM)]に設定する事により、CSMを使ってWindowsインストールを行う。
※参考Webサイト sboxlab.hateblo.jp
Windows10 ISOイメージファイルは、Media Creation Toolにてダウンロードしたものを利用。
MacにインストールUSBメモリを接続 ⇒ 起動直後にOptionキーを押下し起動ディスクメニュー表示まで押下 ⇒ インストールUSBメモリを選択し、PC機と同様に普通にインストールを行う。
デバイスマネージャーに出てくる半分ぐらいのデバイスはWindows Update経由でドライバーインストールとなるが、一部は黄色三角マークなどで残ってしまう。
この2つは、ほかのデバイス欄に残っている。
今回はGithubにある「Brigadier」というBootcampサポートソフトウェアをダウンロードできるツールを用いて、ドライバーを適用。
Brigadierは、純正のBoot CampアシスタントのふりをしてAppleのサーバーからドライバー類をダウンロードするツールで、アプリを起動しているMacのハードウェア情報を参照して適切なソフトウェアをダウンロードしてくれる。
今回はこの中から、サウンドドライバーとFaceTime HD カメラのドライバーをインストール。
インストール後、カメラ ⇒ FaceTime HD Camera (Built-in)が出現、オーディオの入力および出力にCirrus Logic CS4206B(AB 85)として存在していたが音が正常に出なかった問題が解消。サウンドは再生と内蔵マイクによる入力も含めて動作し、FaceTime HD カメラも動作となった(Windows標準のカメラアプリで確認)。
High Definition Audio デバイスが残ったが、動作には問題無いようなのでデバイスマネージャー上で無効化の設定とした。が、翌日改めて起動してみると無効化したデバイスはいなくなっていた(いずこへ?)。
Windows 10は2025年10月14日までのサポートですが、Windowsのライセンスをお持ちであればmacOSでサポートが切られてしまった機種のこういう再利用も良いのではないでしょうか。手順的にはMBA以外にもMBPやiMacでも応用できるのではないかと思います。
なお、MacのハードウェアはTPM 2.0は非搭載のため、Intelプロセッサー第8世代搭載機であってもWindows 11は入らないのは残念ですね(今回使っているRufusはその辺りも何とかできますが、まぁそれはソレで・・・)。
約7年前「BubbleUPnP Serverを使用して外出先から自宅ライブラリを聴く」という記事を作成しました。
当時は、インターネット側から自宅内のネットワーク機器にアクセスするには、ルーターの静的ポート変換設定を行えば簡単にアクセス可能でした。 ですが、今どきのIPv6 over IPv4環境(DS-Lite接続・MAP-E接続)では、IPv4通信の提供方法の関係でインターネット側からのアクセスが昔ほど簡単には出来なくなっています。
そこで、そういった静的ポート変換などの設定を全く不要とする手段として「Tailscale」というサービスを利用して、Bubble UPnP serverへ接続してみる事にしました。
※なお、すでにインターネット側からBubbleUPnP Serverへアクセスできる環境を構築している方向けの内容となっていますので、ご了承下さい。
[Tailscale]とはなんなのか?&導入に関しては、以下のWebサイト記事をご参照いただくのが早いです。 いずれの記事でも参考になりますが、(2)の記事は一部内容が古いため(無料で使える台数など)注意してください。 その他にも「Tailscale 使い方」などでWeb検索していただくと良いかと思います。
Tailscaleを介した接続の場合、以下のような接続イメージとなります。
ここで重要なのは[Server Address]欄に入力するアドレスです。 今まではダイナミックDNSのホスト名や、WAN側のIPv4アドレスを入力していましたが、Tailscaleを介した接続では「Tailscaleから割当られた」プライベートIPアドレスを入力します。各端末にTailscaleから割り当てられたプライベートアドレスは、Web管理画面かスマホなどにインストールしたTailscaleアプリ上で確認ができます。
(例)接続先PCのTailscale上でのIPアドレスが[100.xxx.yyy.zzz]だった場合
[Server address]:http://100.xxx.yyy.zzz:58050(もしくはhttps://100.xxx.yyy.zzz:58051)
※ [Server Address]以外の入力項目内容は変わりありません。
※ [Server Address]をホスト名で指定することもできますが、TailscaleのMagicDNS機能を理解しておく必要があります。
※ [Server Address]をLAN側のプライベートアドレスで指定することもできますが、Tailscaleのサブネットルーター機能の設定が必要。
ここまで設定を行ったら、実際に接続してみます。
メディアサーバーやBubble UPnP ServerをNASにインストールされている方もいらっしゃるかと思いますが、そのNAS上でTailscaleクライアントアプリを動かすことも可能です。 Tailscale公式のサポートドキュメント(https://tailscale.com/kb/integrations/nas/)にQNAP/Synology/FreeNASでの利用について記載がありますので、参照の上インストールを行えばNAS上のTailscaleアプリを通して、Bubble UPnP Serverへの接続も可能になると思われます。
IPv6 over IPv4の接続環境であっても、こういったサービスを併用する事によって接続環境を稼働することが可能です。従来から利用していたBubble UPnP Serverの環境を引き続き利用できますので、ぜひお試しいただければと思います。
約2年半ほど前に自宅内部LANの一部を10GBASE-SR化しましたが、その際に導入したネットワークカード[Intel Ethernet ServerAdapter X520-SR1](実際にはチップだけX520のオリオスペック品)はPCI Express 2.0のx8接続で、その時点で使用していたASUS TUF GAMING X570-PLUS Wi-Fiでは、拡張スロットの物理的なサイズや来ているレーン数の関係でx4接続で使わざるを得なく(x8接続になったところでフルスピードが使えるわけでもないのですが)少々モヤモヤした状況でした。
そこで「そろそろお安くなっているのでは?」と、[Mellanox ConnectX-3]を購入することに。X-3ならPCI Express 3.0でx4接続なので、X570-PLUSの2つ目のx16スロット(チップセット側へx4接続)でも問題ないはずと、お安い値段が付いたX-3のシングルポート版を3枚、デュアルポート版を1枚、eBayで購入。
大陸から届いたX-3をX520と入れ替えてみると、MaximumとCurrent Link Widthはx4、MaximumとCurrent Link Speedは8.0 GT/sに。
これでスッキリ!しました。
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