iPad Retina液晶パネル(10″)をPCへ接続する

ある日、ThinkPad関係やその他(その他については省略w)で御高名なRagemax氏のblog「後ろへ向かって前進 Act.2」のblog記事が更新されたので読んでみると、「ThinkPad X230はRetinaディスプレイの夢を見るか – 第三世代iPad用液晶パネルを外付け化する」なるエントリーが!

なんだって!これは高解像度厨としては見逃せないわー、と早速エントリーを読んでみると「iPadの液晶は組込み向けDisplayPortで接続されており、変換基板を通すと普通にDisplayPortで接続できる」との内容を掲載しているmat2uken様のサイト「どこか遠くでのんびり怠惰に暮らしたい」の記事へのリンクと、実際にRagemax氏がその内容を参照して組まれた液晶ディスプレイの写真が掲載されていました。

リンク先とRagemax氏の記事を一通り読み、部品のお値段もお安く難易度も低いようなので早速必要な物を揃えて導入してみることにしました。

なお、細かい事については、すでにRagemax氏やmat2uken様が詳細に書かれているので省略します(おいィ)。ここでは補足事項や自分でやってみた事を書いてみます。

IMG_0970
完成品

  • 液晶についてはAliexpressで購入しました。システムはとてもわかりやすく、海外通販の経験が少ない私でもサクサクとオーダーできました。
    ただ、カード番号を入れた後に、少し時間があいてから最終確認があるのですが、そのボタンを押し忘れていて数日タイムロスをしました。ですが、発送→通関→配送がとても早くて年内に届き、下手な国内通販より早かったです。
  • 変換基板についてはAbuse Markさんが唯一の取り扱いですのでコチラで。
    ここがちょっと争奪戦気味で、入荷予定日表示(例:This product will be in stock on Tuesday 07 January, 2014.)に日付が変わったら2時間以内ぐらいは定期的にリロードをして在庫が更新されるのを見張ってないとすぐ売り切れます。私の時は0時過ぎから待機していたら、いつの間にか寝落ちしていて、1時30分頃に気がついて慌ててリロードしなんとか確保しました。オーダー完了後に再確認してみたところ、すでに在庫無しでした。
  • Abuse Markさんは日本国内(熊本県)にある会社ですが、サイト全体が英語です。一度、基板の再入荷日について問い合せフォームから日本語で問い合せをしましたが、普通に日本語で返信が返ってきました。
    品物についてもヤマトメール便で届きました。メール便の宛名の漢字は、注文フォームにアルファベットローマ字で入力した関係かひどい有様でしたがw。オーダー入力フォームでは支払システムとの関係もあるのでローマ字記入の方が良いような気がしますが、備考欄へひらがな&漢字で住所や氏名を記入しておいた方が配送トラブルを避けられるんじゃないかと思います(備考欄があったか忘れてしまいました)。
  • USBからの給電についてですが、Abuse Markさんでは1.35A以上流せるUSBポートへ接続してねみたいな事が書いてあったり、ホスト機能があるUSBポート(USB電源アダプタみたいな物ではなくPCなど)に接続しないと安定しないとの情報もありましたが、USBモバイルバッテリーでも問題無く安定して駆動できていましたので、気にせずとも大丈夫のようです。Ragemax氏が実測したところでは0.35Aぐらいしか流れていなかったとの事でした。USBケーブルもオマケっぽいケーブルを使っていますが同様に問題無いです。
  • DisplayPortケーブルですが、これがちょっとくせ者で、細くて柔らかいケーブルが出回っていないようです。このシステムは液晶も軽いし、基板も小さいのでケーブル側が太くて固いとケーブルに振り回されて設置が難しくなる可能性が高くなってしまいます。そのため、細くて柔らかいケーブルを探したのですが自分の探した範囲では見つかりませんでした。結局、千石電商で1.8mで約800円のケーブルを買いました。mini DisplayPortケーブルなら、細めのケーブル&コネクタ部分が小さくなるので、今後改良版基板が出ると良いのですが。
  • ケースは自分の加工できる範囲で安く手に入る物として、透明なハードタイプの書類ケースを選択しました。これなら100円ショップで売っているので失敗を気にせず使えるという理由もありました。私が購入した物は微妙にくぼんでいるところがあったりして加工がやりづらく、ちょっと大変でした。なお、柔らかい素材の割にはニッパーで一気に加工しようとすると割れますので注意(実際やってしまいました)。
  • これはEyefinity環境独自の問題・・・とまでおおげさではないのですが、ディスプレイを追加すると、Eyefinityのグループ化が一旦解除されます。解除後、新たにeyefinityグループを作成→ディスプレイ配置を行います。その際にウィンドウサイズが変化したりしますので、アプリ類は終了しておいた方が良いかもです。
  • 接続しているグラフィックスカードはRADEON HD 5870です。T221をDVD-I(DL)x2で接続、Retina液晶はDisplayPortへ接続しています。
  • ThinkPad X200s+ウルトラベース(DisplayPort内蔵)の環境にも接続しましたが、X200s側の液晶との表示品質差が激しく10分ぐらいでやめました・・・・。

使ってみた感想、この密度感はやはり大変良いですね。自宅では普段WebやTwitterをしているPCも、ゲームで使っているPCもT221なので普通のサブディスプレイでは釣り合いが取れないのですが、これなら問題無しです。導入コストがお安いのも良い点でした。Ragemax氏、ネタ元のmat2uken様には感謝。

以下に仮組~ケース組込~設置までの写真を置いていきます。

IMG_0895
MacBook Pro Retinaに接続して確認中

IMG_0896
500pxを表示中。映りはiPad Retinaと同等です
続きを読む

IBM T221+NVS450+Windows7 設定手順

EDIDを22に設定し、CH1のみケーブルつなぐ

OSインストール

(自動再起動)

インストールの続き途中で3840×2400になり、そのまま再起動が掛かる

(再起動が掛かったら、インストールDVDメディアを取り出しておく)

F8を押して低解像度(640×480)起動する。
(DVDを取り出しておかないと、DVDで起動するには任意のキーを・・・表示が出てF8を押すタイミングがシビアになる)

セットアップ途中の自動更新は「後で設定する」を選択(NVS450にはMicrosoftのインボックスドライバーが適用される)。初期セットアップは通常通り進める。

設定完了したら、OSが起動したまま残り3CH(2-4)も接続する(念のため1CHずつ接続)
(2CHを接続すると、なぜか1CHの画面解像度が3840×2400になる)

接続完了後、画面の解像度プロパティで
CH1:640×480
CH2:切断、解像度・3840×2400(推奨)、解像度設定グレーアウト
CH3:切断、解像度・3840×2400(推奨)、解像度設定グレーアウト
CH4:切断、解像度・3840×2400(推奨)、解像度設定グレーアウト
になっていることを確認する。
(2~4CHが3840×2400(推奨)になっていないと、今後どう頑張っても960×2400は選択できない)
確認後、CTRL+ALT+DELを押し、右下のシャットダウンメニューで再起動を選んだ後、ハードウェアリセットする(解像度はそのままでいじらない)。

F8低解像度起動して、nVIDIAのドライバ入れる。
インストール中、真っ暗になったりしばらく映らなかったりするが、気にせずそのまま進めさせる。

インストール後、表示がおかしくなるので、CTRL+ALT+DELを押し、右下のシャットダウンメニューで再起動を選んだ後、ハードウェアリセットする。

F8低解像度起動して、Windows標準の画面の解像度プロパティで、1CHのみを960×2400にする(他CHはいじらない)。設定後、再起動。

通常起動する。
起動すると、960×2400のログオン画面が画面中央に表示される(1CHのみ入力のため中央に表示されている)

パスワードを入力しログオンすると、CH1の960×2400でデスクトップが表示される(引き続き画面中央に表示)

マルチディスプレイのプルダウンメニューから、CH2~4全てで「拡張デスクトップ」を選択し、適用する(ディスプレイの並び順はなぜか1,3,4,2になる)。

適用後、1~4全てのCHが3840×2400になるので、各チャンネルとも960×2400に設定しOKをクリック。全てのチャンネルが960×2400になる。

Aeroがオフになってしまうので、再起動する

ログオン画面が左端に表示され、ログオン後は全てのチャンネルが表示される(はず)

完了
#nVIDIAのドライバは2Dアクセラレーションが効いていれば
特に入れなくても良いかもしれません