
DSP ManagerでCrossfaderを追加し、Fade durationを20000msに設定
DSP ManagerでCrossfaderを追加し、Fade durationを20000msに設定
Bubble UPnPは、Bubble UPnP Serverと組合せると、Internet回線経由で宅内メディアサーバーにアクセスして音源を再生することが出来ますが、今回はその再生時にタイムアウト的なエラーが発生する現象に遭遇。
■症状
ライブラリから曲をプレイリストに追加し再生しようとすると、タイムアウトしたといったエラーとなる。異なるメーカーの2台のアンドロイド端末どちらとも同じエラーとなる。
■Bubble UPnPバージョン
3.4.18
■解決手段
設定⇒Internet access⇒Music caching on local storage⇒Active on ConnectionでDisabledにする
この項目はBubble UPnP ServerへInternet経由でアクセスする際の設定項目の中にあるが、一度取得した音楽データファイルを端末内にキャッシュとして残しておく設定。恐らくだが、何らかの問題が有りキャッシュ動作ができずタイムアウトになるものと思われる。
なお、一度現象が発生すると設定をオフにするだけでは解消せず、Bubble UPnPを完全終了(左下の追加メニューボタンをタップし✕マークで終了、もしくはタスクマネージャーで終了)してから再度起動しないと解消しない。
■その他
自分的には次のバージョンあたりで直っていると良いなぁぐらいの期待値で、キャッシュなんか使わなくても毎月余ったデータ枠が繰越されていて全く困っていないので、ずっとオフでも問題無さそうではあるw。
メルコシンクレッツ社のオーディオNAS「DELA」各機種には、ネットラジオ再生機能が搭載されている。PCやスマホを使わずにネットラジオを再生したい時もあるため、リストを作成して入れておくことにした(vTunerが有料化したというのもあるが)。
メーカーサポートページではSHOUTCastからm3uファイルをダウンロードしているが、自分が聞きたいのはDI.FM、Jazzradio.com、Radio Tunesのプレミアム会員用320kbpsストリームのため、自分で作成した。
1:DI.FM、Jazzradio.com、Radio Tunesから、外部プレイヤー向けのPLSファイルをダウンロード(Player Settings→External Player Settings)
2:テキストエディタでPLSファイルを開き、記載されているストリームURLやストリーム名をコピーし、下記のフォーマットで新たなテキストファイルを作成する
#EXTM3U
#EXTINF:-1,DI.FM - Vocal Trance
http://xxxxx.di.fm:80/vocaltrance_xxxxxxxxxxxxxxxx
#EXTINF:-1,DI.FM - Ambient
http://xxxxx.di.fm:80/ambient_xxxxxxxxxxxxxxxx
※先頭は「#EXTM3U」で固定
※「EXTINF:」の直後は本来は曲長を秒で記載するが、ストリームであるため「-1」で固定
※その後方「,」以降はコントロールアプリ上ではトラック名となる
※複数ストリームを一つのファイルにまとめて記載しても問題ない。ジャンルや曲ごとにプレイリストを分けることも可能
※xxxxx部分は本来はホスト名などが記載されている(伏せ字)
3:適当なファイル名で保存し、拡張子を「m3u」へ変更する
4:DELAの楽曲データ保存フォルダ(Share もしくは Internal)に作成したファイルをコピー(radioなどのフォルダを作ってその中に格納してもOK)
5:(DELA内のメディアサーバーをMinimServerに切り替えている場合は、曲データスキャンを実行)
6:コントロールアプリを起動する(ここではWindows版 LINN Kazoo)
7:再生プレイヤーとして、DELA内蔵プレイヤー(xxxxx Music Player)を選択
8:メディアサーバーとして、DELAを選択し、ナビゲーションツリー「プレイリスト」を選択
9:コピーしたm3uファイルがプレイリストとして表示されるので選択
10:プレイリストに記載したストリームが表示となるので、再生したいストリームをクリックし再生する
■備考
・DELA内蔵プレイヤーを使用している関係上、DELAに接続しているUSB-DACから再生となる
・コントロールアプリはLINN Kazoo(Windows/スマホアプリ旧版)、fidataで確認
■現象
m3u(正確にはm3u8)プレイリスト内に曲が表示とならない。
■原因
「MinimServer 2」へアップデートしたが、m3uファイル内での音源ファイルへのファイルパスが相対パス記述のみになったためと思われる(「思われる」というのは、開発元サイトを見ても変更になったとの記載を見つけられなかった)。
■環境
MinimServer 2(2.0.12)
MinimServer-update-162
■解消手順
作成済のm3uファイルを開き、音源ファイルまでの絶対パスを相対パスに変更する。
同時に、プレイリストを格納するフォルダを独立したフォルダから音源データフォルダ内に移動したので、それを考慮したパス記述とした。
旧バージョン
新バージョン
1:Playlist格納フォルダを、音源ファイルが入っている\Musicフォルダ内に移動 (\Music\Playlist)
2:1階層上に上がる→TESTフォルダ→曲ファイルへアクセスとするため、ファイルパス先頭を「..」へ変更
※新旧ともにパス区切りが「\」となっているが、MinimServer 2実行機はWindowsであるため「¥」となる。
■メルコシンクレッツ社 DELAへのプレイリスト転用メモ
DELAは内部OSがUNIX系となるため、パス区切り文字を「/」へ変更する必要がある。
■SONY ウォークマンシリーズへのプレイリスト転用メモ
階層を上がるパス記述コマンドには非対応のため、m3uファイルと音源ファイルを入れてあるフォルダは同一階層に置き、m3u内のパス記述も階層がフラットである前提で書換える。
m3u8拡張子も認識する。
■その他
今回のパス変更時に、今後のメンテナンスも考慮し#EXTINFから始まるインフォメーション行はすべて削除した→音源データファイル内にタグが埋まっているなら不要である事が判明したため。
■音楽再生
SONY TA-A1ES (2ch STEREO AMP)
YAMAHA TX-900 (FM/AM TUNER)
Victor XL-V1100 (CD Player)
YAMAHA NP-S2000 (Network Player)
PIONEER N-50 (Network Player/USB-DAC)
S.M.S.L Sanskrit 10th (USB-DAC)
B&W CM1 (2Way Speaker)
■テレビ音声
LUXMAN LXA-OT1 (2ch STEREO AMP)
PIONEER CS-X3 (2Way Speaker)
■休眠中
YAMAHA NS-10MM (2Way Speaker)
YAMAHA NS-1000MM (3Way Speaker)
PIONEER S-EU5BS (2Way Speaker)
KENWOOD KT-5020 (FM/AM TUNER)
LUXMAN LXV-OT7 (2ch STEREO Vacume AMP)
OpenHome化で使用したBubble UPnP Serverですが、他にも機能が搭載されており、その中でも興味を引いたのが、自宅外からDMSへアクセスする機能です。コレを使えば、スマホ内に音楽データを入れる必要が無くなる!というわけで、追加で設定してみました。
■前提条件
■サーバー設定手順(Bubble UPnP Server)
■メモ的な物(Bubble UPnP Server)
■クライアント設定(Bubble UPnP)
設定手順はBubble UPnP Serverのサイトにドキュメント化されているが、一通りの手順を書いてみます。
■アクセス・再生手順
■メモ的な物(総合)
iTunesやその他のプレイヤーアプリだと、プレイリストというのは簡単に作成出来て、特に操作も悩むことも無いのですが、ネットワークオーディオ環境ではどうやって作成すれば良いのか、さっぱりわからない面があると思います。自分も色々と試行錯誤しまして、その結果、安定して運用することが出来るようになりましたので、まとめとしてこのエントリーを書いてみます。
■ネットワークプレイヤー環境で用いられるプレイリスト形式
ネットワークプレイヤーではDMC側で独自に作成できるプレイリストと、リストファイルを作成してDMS側に保存しておく二つのパターンがあります。
DMC側リストは、今までのプレイヤーアプリのようにアプリ上でライブラリ内から曲を選択してリストへ追加していくので、これまでと同じ感覚で作成出来る一方、デメリットとしてリストを作ったデバイスにしかプレイリストが残らない、DMS側にある曲データを更新したりするとリストから曲が消えて、どの曲があったのかわからなくなるなど、かなり不便でした(BubbleUPnPの場合は少なくともそうでした)。
一方、DMS側でプレイリストを保存しておくパターンは「m3u」というかなり昔(恐らくMP3が流行始めた頃)から存在しているプレイリスト形式をあらかじめ作成し、DMSの所定のフォルダへ入れておくという物です。こちらは複数のDMCからアクセス出来、曲やフォルダ構成を変更してもリストから曲が消えたりということはありませんので、変更した部分を修正すれば、またリストとして再使用できます。
ネットワークオーディオとしては後者の方が圧倒的にマッチしており、もちろんここでも後者についての説明・手順解説となります。
■m3u形式について
Wikipediaを参照
■使用ソフトウェア
・MinimServer (DMS)
プレイリストとしてm3u形式を採用していると明記されており、プレイリストを保存するフォルダを任意に設定可能(contentDir設定でプレイリストフォルダを設定する)。
・Playlist Creator 3.6.2
m3uを作成することが出来るフリーウェア。エクスプローラーからファイルをドラッグ&ドロップし、作成ボタンをクリックすればm3uフォーマットに沿ったリストを簡単に作成可能。
・文字コードを指定して保存できるテキストエディタ
Playlist CreatorはUTF-8形式を直接書き出すことは出来ないので、保存文字コードを指定できるテキストエディタ(Windowsのメモ帳でも可)が必要。
■作成手順
:注:以下に具体的な手順を記載しますが、コレは自分の環境構成での手順のため、ドライブレターや保存先フォルダなどはご自分の環境に合わせて読み替えていただく必要があります(MinimServerのcontentDirを、Mドライブとして設定しています)。
1:音楽ファイルを格納したネットワークドライブ(Mドライブ)を開き、同時にPlaylist Creatorを起動。
2:エクスプローラー上から音楽ファイルをPlaylist Creatorのウィンドウへドラッグ&ドロップ。
3:ファイルを全て追加したら、リスト下方の「Name and type」へプレイリスト名を入力し、「.m3u」形式を選択し、Create Playlistボタンをクリック。
(ファイルは「Save location」に設定されているフォルダへ保存となる)
4:保存となったm3uファイルをテキストエディタで開き、文字コードを「UTF-8」へ変更し保存し直す。
(UTF-8はBOM付で保存していますが、無しでも大丈夫かもしれません(未確認)。改行コードはCR+LFのWindows形式)
5:保存後、拡張子を「m3u8」へ変更(変更することによってUTF-8エンコードのM3uファイルであるとMinimServerが扱うようになる)。
6:作成したM3u8ファイルを、MinimServerのcontentDirへ移動し、MinimServerでライブラリの再スキャン、もしくはMinimServerを再起動する。
7:DMC上からプレイリストが表示されるナビゲーションツリーを開き(DMSによって異なります)、作成したプレイリストをキューへ追加し確認。
■メモ的な物
・使用しているDMSで扱えるプレイリスト形式の確認
MinimServer以外にもTwonkeyMedia、Asset UPnP、Kazoo、foobar2000のUPnPモジュールなどなど、DMSだけでも多数存在しますが、各DMSで対応するプレイリスト形式は異なっているかと思われますので(ほぼデファクトのm3u形式化とは思いますが)ご自分の使用しているDMSの仕様を確認してください。
・Playlist Creatorでドラッグ&ドロップできるファイル形式の設定
Playlist Creatorは扱えるファイル拡張子を限定することが出来ます。メジャーな音楽ファイル拡張子はすでに登録済みですが、ドラッグ&ドロップ出来ないときはSettings→File Typesでファイルタイプリストを確認します。
・m3uファイル内でのファイルパス指定(相対パスか絶対パスか)
これは、フォルダ階層構造のことを理解していないとわからない部分とも思います。
Wikipediaにも記載がありますが、m3uはファイルまでのパス記述を絶対パスもしくは相対パスで指定することが出来ます。どちらにも利点はあるのですが、MinimServerではどちらにも対応しており、その辺りを悩む必要はあまりありません。なお、Playlist Creatorでも絶対と相対、どちらで書き出しを行うかを選ぶ部分があります(Settings→Playlist Detailes→Saving playlist entries)。
:注:Bubble UPnPでは相対でも絶対でも問題ありませんでしたが、LUMIN Appでは絶対パスでないとジャケ写が未表示となりました。絶対パスの方が無難かも知れません。
OpenHome(以下OH)非対応のネットワークプレーヤー(DMR)をOH化出来る「Bubble UPnP Server」を試してみました。
OH化する利点の目玉は「再生デバイス側でのプレイリスト保持」。今までDMCが持っていたプレイリストをDMR側が持つ事によってDMCの負担を軽くし、DMCがエラーやスリープ状態になることによって再生が止まってしまうといった不都合を回避する事が出来ます。他にも、プレイリストを他DMCでも参照する事が出来るようになるので、複数のDMCアプリを併用することも簡単になります。
Bubble UPnPサーバーは多機能で、DMRのOH化以外にも、自宅内DMSのインターネット側からのアクセスを可能とする機能も搭載されていて、「Bubble UPnP」が使用できるAndroid系スマホ内にコピーしていない楽曲を自宅のDMSへ外出先からアクセスして再生することが出来ます(今回は省略)。
今回は以下のような構成でシステム構築してみました。
あまり詳しくはないですが、以下Bubble UPnP Server設定時のメモのようなもの。
LuminAppとNexus6上のBubble UPnPが同期している
というわけで、もうファームウェアのアップデート等が望めない製品をお使いの場合は「Bubble UPnP Server」を使用してモダン化するというのはいかがでしょうか。