Windows10導入以降、マシンをスリープにしてしばらくすると解除になっている・・・ということが頻発。以下項目を実施し、やっと落ち着かせることに成功した。
- イベントビューア→システム→ソースが「Power Trobleshooter」になっている項目の「スリープ状態の解除元」を確認する。なお、ソースが不明の場合もある。
- コマンドプロンプト(管理者権限)で「powercfg -waketimers」を実行し、解除タイマーを設定したアプリやソースを確認する。今回はこのコマンドにてリストアップされた3つのソースのうち、2つを解除することに成功(下記のRebootとTeamViwer)。Maintenance Activatorというタスクをタスクスケジューラで探したが発見することはできなかった(2つを解除した時点でスリープテストをしたところ解除は発生しなかったので、無視して良い可能性がある)。
- コントロールパネル→セキュリティとメンテナンス→メンテナンス→自動メンテナンス→メンテナンス設定で「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」のチェックを外す。同時に時間をPC使用中に重なる時間帯に変更する
- タスクスケジューラー→Microsoft→Windows→UpdateOrchestratorに登録されているタスクの条件タブで「タスクを実行するためにスリープを解除する」にチェックが入っているタスクを探し、チェックを外す。Rebootというタスクについては無効化も行った。
- 電源オプションの詳細設定にて「スリープ解除タイマー」を「いいえ」にする。が、今回の解除現象では「いいえ」にしていても解除になっていた。
- ネットワークデバイスによるスリープの解除を無効にする。ネットワークデバイスのWake on LANを無効化し、ネットワークデバイスの詳細設定でマジックパケットに反応しないようにする。
- キーボード、マウスによるスリープの解除を無効にする。今回は原因ではなかったので、最終的に有効に戻した。
- TeamViewerをインストールしている場合は最新版にする。2015年8月12日直前にダウンロードできたバージョンには、タスクスケジュールにスリープを解除するタスクを登録してしまう不具合がある。
WoLやスリープ解除タイマーはWindows7時代にも設定していたが、自動メンテナンスなどはWindows8辺りから導入された模様。しかし、深夜に自動メンテナンスする設定にするとか、設定前にユーザーに確認とってくれよとか思う(WindowsXPでも深夜2時に更新自動インストール設定になっていたけどw)。